Panacee(パナセ)

パナセはフランス語で”万能薬”という意味です。「天職探して、転職30回!」の経験を活かして、小さな会社の社長さんをサポートしています!

「うちは、ホームページで売るものはないから」

投稿日:2007/04/21 更新日:

いつだったか。
どこかの経営者にお会いした時に、
「ホームページは、作られないんですか?」と聞くと、
「うちは、ホームページで売るものはないから」と応えられた。

ん?
売るものないって?
えーーーと。
じゃぁ、おたくは何を売って商売してるの?
と、聞きたかったが、あえて放置した。(笑)

認識不足+知識不足+知ろうとしない人に説明して理解させるほど、
めんどーなことはないからだ。
多くの経営者が勘違いをしている。
ホームページ(以下、WEBサイト)を作るには、
WEBサイト上で売るモノ(カタチある商品)がなきゃいけないと。

WEBサイトってのは、
モノを売るためだけのものじゃないってことを知るべきです。

なぜか?
ネットがでてきて、消費者の購入までの行動は大きく変わりました。
どこが変わったか?

自分に置き換えてみましょう。
数年前までは、
てくてく歩いてて、欲しいと思っていた商品が目につくと・・・
おっ!これ欲しかったんだ。と注意を引かれ、
うん。やっぱ、これいいなぁ~。と興味を持ち、
んーこれがあったら便利だな~。と連想し、
いや、でもあっちのお店の方が安かったな~。と比較し、
→ここで、店員が声をかけ
これって、○○ですか?と問題の解決を図り、
金額の確認をして、じゃ、買うか!と、購買にいたる。

ところが、今は?
連想までは一緒ですが・・・
その後、どうします?
私なら、ネットで商品を「検索」します。
そして、どこで買っても同じ商品なら、
安いとこ、クレジットカードが使えるとこで、さくっと買います。

そうです。
消費者の購買までのプロセスで、大きな変化が起こっているのは、
「検索する」ようになったことです。

そして、「うちはホームページで売るものないから」と応えた社長は、
ここで、大きな勘違いをしています。
「検索」されるのは、決してモノ(カタチある商品)だけじゃないってことです。

例えば。
テレビで、「天然くるくるパーマが大流行!」なんてのを見たとします。

ちょうどパーマをかけたいと思っていた私は、
「この、天然くるくるパーマをかけてみたいわ~」と思って、
このパーマをやってくれる美容院を探します。
昔なら、電話で「天然くるくるパーマやってますか?」と聞くところですが、

今は、違います。
興味をもてば、まず、ネットで「検索」です。
じゃ、どういうキーワードで検索するか?
「天然くるくるパーマ」だけじゃないんですよね。
だって、自分が行けるとこじゃないと、意味ないんですもん。
「天然くるくるパーマ 岡山」または「天然くるくるパーマ 倉敷」
とキーワードを入れて「検索」です。

「うちはホームページで売るものないから」
と言っていた経営者が美容院のオーナーだったら、
お金と時間をかけて「天然くるくるパーマ」を従業員に勉強させて、
サービスの提供ができるようになったとしても・・・
大きな看板を出し、紙媒体の広告をたくさん出していたとしても・・・
その人が、近くを通らず、広告にふれることもなく、
ネットで情報の検索をしている限り、見つけてもらえないのです。

紙媒体を使うと、お金がかかります。
まして、紙媒体は修正がきかないし、捨てられるとおしまいです。
かかるコストの割りには、生きてる時間が短いです。

ところが、WEBサイトは、外注すれば最初にコストはかかりますが、
更新はリアルタイムに行うことができるし、いつでも見てもらえる。
費用対効果を考えたならば、WEBサイトは使い方次第で、
ロイヤリティの高いお客様を呼び込むことができるツールなのです。

今、CMを見てても、
最後は「○○○で検索」カチッ!と、検索へ誘導しています。
WEBサイトを、侮ってはいけません。
WEBサイトは、大事なツールなのです。

地域密着型ビジネス、小規模・少人数ビジネスであっても・・・
いや、地域密着型ビジネス、小規模・少人数ビジネスほど、
WEBサイトは作っておくべきです。

「天然くるくるパーマ 倉敷」と検索して引っかかるサイトがどれくらいあります?
ほとんどないでしょう。
他に「天然くるくるパーマ 倉敷」で引っかかるサイトがなければ、
確実に私は、WEBサイトに掲載されてるお店に電話してるでしょう。
そして、WEBサイトに記載された住所から地図検索して場所を確認してるでしょう。

消費者は、ネットで「検索」して探してるんです。
無形のサービスを。自分が行けるお店を。自分が頼める会社を。

「検索」が当たり前の消費者行動になってきた今。
例え、地域に密着したサービスであっても、
広い広いネット社会の中からお客さんが探し出してくれる可能性があるんですよ。
WEBサイトを作らないことが、どれだけチャンスを逃してきたか?
これからどれだけのチャンスを逃すか?
よーーく考えてみると、もったいないと思うでしょ。

「うちはホームページで売るものないから」と思っていた方。
WEBサイトは、モノを売るためだけにあるのではないのです。
WEBサイトは、マーケティングに欠かせない要素なのです。
「検索する」という行動は、ビジネスのやり方・あり方を大きく変えていってるんです。
この変化に気づき、取り入れていくことが、これからを生き残る手段でもあるんです。

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ITをネットをWEBサイトを、勘違い、思い違い、知らずじまい、食わず嫌い?な経営者向けに、ネットがどうリアルビジネスに繋がってきているのかを知ってもらいたいと思い、ビジネスIT講座>初級編を書いていくことにしました。
今日は、その第1弾。
「検索」が起こしている変化を、少しでも知ってもらえたら嬉しいです。
ほんとに、すげーーーーぇ変わってきてるのよ。(笑)
思いついた時に、シリーズで続く予定。







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