疑いの目

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今日、夕方のニュースで、ポリオの予防接種についてやってた。

日本は、口から飲まる生ワクチンを使ってるらしい。これは、毒性を極力低くしたのもので、菌は生きている。よって、100万人に2?3人の割合で、ポリオを発症する。日本におけるポリオ発症は、なんと、この予防接種からの発症らしい。

アメリカでは、10年前から生ワクチンは使われず、先進国のほとんどが、毒性の無いものを使ってるらしく、当然ながら、毒が無いので、この薬からのポリオ感染もでていない。が、日本だけは今だに、口から生の菌を飲ませている。

切り替えない理由は、緊急性が無いし、国内メーカーの開発を待っているからだと。輸入してまで切り替えるつもりも予定もないんだと。

自分の子供を元気に育てたいがために、予防接種をしているのに、その予防接種で感染するなんて・・・。

子供を持つと、色々な予防接種の予定が目白押しらしく、その予防接種がどんなものかなんて、ちゃんと細かく調べて、受ける受けないを決めてる人は少ないと思う。

市町村から送られてきた案内に沿って、当たり前に受けさせると思うんだ。私が親になったとしても、きっとそうする。

100万人に2人か3人しか発症しないとしても、実際、感染して足が不自由になってるひとがいる。そしてそのお母さんは、自責の念に苛まれている。こんな悲しい現実があるなんて、知りもしなかった。

なんでもそうだと思うけど、国やメーカーの言うことが、すべて本当だと思ったらダメだ。その相手が警察官でも弁護士でも医者でもだ。

知り合いの社長は、ある病院で「透析が必要。」と言われ、その言葉の信ぴょう性を確かめるために、さらに病院に行った。2軒目で、「必要無い。」と言われたけど、その言葉さへも確証を得るために、さらに2軒。

合計4軒もの病院に行って、4人の医者の言葉を総合して、自分で結論を出した。こうした「疑いの目」は、とても大事で、自分の頭で考えることを、いつ何時でも放棄してはダメなんだ。と、今回のニュースを見て、強く思った。

見えてるものだけが真実じゃない。聞こえてくるものだけが真実じゃない。立場が違えば、見えるものも聞こえてくるものも違う。立場が違えば、大事なものだって違う。私は、自分の足で立って、自分の頭で考える大人でありたい。

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