「民事裁判通達書」が届く。

「民事裁判通達書」なるものが届いた。
普段、私宛の郵便物なぞ、まったく興味を示さない父親が、
「なんなこれ?」とちょっと怒り気味に投げてきた。

「オレオレ詐欺の一種じゃ!」と言い放った。
「なんでこんなんがくるんじゃろ?」

それはね。父上さま。
あんたの借金を払うために、
私名義でサラ金に借金したからじゃーーーーっ!!!!
ぼけっーーー!!!
>私名義のは、完済。

と叫んでやりたかったが、ぐっと我慢した。
一応、ネットで調べてみた。
電話番号で調べてみたが引っかからない。

名称で調べると、でてきた。
東京 国民財務センター

今後の人のために、今回来たとこの名称および電話番号を記載しておく。
〒115-0053
東京都北区赤羽4-16
国民財務センター
03-3542-3372

完全なる架空請求です。
こういったお金の請求が、単なる葉書で送られてくることはないです。
決して、連絡を入れないように!

万が一、本当に、
ここに記載されてるように指定裁判所から出廷命令通知書なるものが届いたら、
その時に、動きましょう。

裁判所からの連絡は、必ず封書で届きます。
何年か前も、父親宛に同じような葉書が届き、
母親が、真に受け、そこに電話していた。
その電話の様子に気づき、母親に聞いてみたら、
はがきを出してきた。
即、ネット検索。
結果、架空請求と判明。

年寄りは、こういったことに不慣れだから仕方ないと言えば仕方ないが、
「ぜっーーーーーたい払うな!連絡するな!」
と強く言い聞かせた。
たまたま、電話の最中に居合わせたから気づけたものの、
知らなかったら、こっそり払っていたに違いない。

その前は、訪問販売のふとん屋に上手くいいくるまれて、
家にあげてしまってたし。。。
そのときも、その営業マンを不審に感じ、名刺を要求。
財布から出してきた○ハチの名刺。

その様子がおかしかったので、
○ハチに電話で問い合わせてみたら、実在はしていたが岡山なんて行ってないと。
思ったとおり、他人の名前を語った詐欺師だった。

家を出ない理由の1つ。
過去に借金してきた両親にとって、
請求書は、一種の弱み。
悪い人間ではないので、詐欺かも?を疑う前に、
「払わなきゃ」と思ってしまう。
なので、まず何かきたら、すぐに私に報告・相談させるようにしておかないと、
気づいたときに、騙されてたじゃ後悔してもしきれない。

しかし。
ムカツク。
迷惑メールや、頼んでいないDMもそうだけど、
私の情報が、リストの一部として売られているってことなのよ。
くーーーー。
ムカツク。ムカツク。
送ってきたのにもムカツクが、
何もわかってない父親にも、ちょーーーームカツク。