ワークマンプラス|SNSキッカケで客層が広がり、新業態が生まれたそうな。

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少し前にガイアの夜明けで、ワークマンが客層を広げて躍進しているのを知りました。

「高機能×低価格」の市場、実は未開拓で4000億円の需要が眠っているともいわれる。そこに「ワークマン」はいち早く目を付け、現在、独走状態だ。

ワークマンは、「作業服の店」というイメージで、今まで全く興味がありませんでしたが、この番組を見てワークマンに対する見方が変わりました。

ワークマンの新業態開拓の背景には、建設業界が抱える深刻な問題「若年層の人手不足」がある。2020年の東京五輪・パラリンピックに向けた建設ラッシュの中、30歳未満の働き手はわずか1割。業界では、「きつい・汚い・危険」の“3K“のイメージ、その払拭を課題としていた。それを受け「ワークマン」では商品のデザインに手を入れ、「作業着のスタイリッシュ化」を推進した。

作業服を着る人が少なければワークマンの存続も危ぶまれるわけで。「人材不足」を助けるために作業服をスタイリッシュにしたところ、雨天用の作業着がバイク乗りの人に「手元から雨が入ってこず、寒さも凌げて良い」とSNSキッカケでバイク乗りの間で大ヒットし。

厨房用に作った「すべらない靴」を改良したら、妊婦さんや子育てママに売れたとか。溶接作業用の「燃えないパーカー」が、キャンプで薪をする人達に売れたとか。

既存であった商品をオシャレに改良し、見せ方を変えたことで、作業服としてでなく、機能性の高い商品として認識され、想定してなかった客層に売れたことで、「高機能×低価格」のアウトドアブランドになってるらしく。

最近では、「ワークマンプラス」で女性用も増やし、日常服としての認知も高まっていると。確かに、オシャレで機能性が高く、それでいて低価格なら普段着として欲しいと思うわな。

作業服のワークマンが、普段着のアパレルブランドになってるとは!と驚きですよ。売り手側としても、まさかバイカーにヒットするとは!だろうし、このヒットから「高機能×低価格」という未開拓市場を見つけたのは大きいですよね。

こうした「売り手が気づいてない市場」ってのは、どの業界にもありますね。業界に限らず、個人でもあるんですよね。自分が普通にやってることが、他人からすればお金払っても良いと思うようなことだったりね。

売り物になるとは思ってなかったものが売り物になったり。買うとは思ってなかった人が、思いもよらない理由で買ってたりするわけで。そうしことに気づけるか気づけないかで、今後の存続が変わりますよね。

スポーツ、アウトドアブランドに安い価格帯のとこがなく空白地帯だったとこに、ワークマンが気づき、「ワークマンプラス」という新業態を作ったわけですが、そこに世界51カ国、1500店舗を持つ世界最大級のスポーツ・アウトドア用品メーカー「デカトロン」も進出してきたそうで、新たな戦いが始まってるそうです。

世界的企業の商品と見比べられるので、そこを抑えながらワークマンらしさを出さねばならず。デカメロンだけでなく、既存のアパレルブランドとの戦いでもあるので、本当に大変。

消費者としては選べるので楽しいけれど、ワークマン側になると辛い。どんな業界でも生き残っていくのは大変なことですねー。世界的企業に負けるなワークマン!(`0´)ノオゥ!

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