【人生に生かす易経】帝王学の書

先月読んだ1冊。風水を勉強したいと色々アマゾンをさぐっていたら、アマゾンにおすすめされました。(笑)

¥1,760
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まえがき
第一章 易経の成り立ち
第二章 八掛六十四掛の見方・考え方
第三章 確乎不抜の志を打ち立てる?潜龍の時代
第四章 大人との出会い、徹底的に学ぶ?見龍の時代
第五章 創意工夫によって本物の技を磨く?「君子終日乾乾」
第六章 洞察力を養い、飛躍の時をうかがう?踊龍の時代
第七章 社会に大きな恵みをもたらす時?飛龍の時代
第八章 晩節を汚さないための出処進退?飛流から亢龍へ
第九章 さまざまな掛が教える生き方の知恵

中国4000年の歴史は、やっぱすごいねー。易経は、中国最古の書と言われ、帝王学の書とされているそうな。また易経は、「時の書」とも言われているそうな。へぇー。

易経の中に、風水と同じように陰陽と八掛(はつか)がでてきます。この八掛を理解することで、色々なことがわかってくると思うんだけど・・・。

漢字の読みを、なかなか覚えることができず、何度も読み方を確認しながら読み進めたました。すんなり読めないので、それだけで難しかったです。

この本は、八掛六十四掛の最初の掛である「乾為天(けんいてん)」について詳しく書かれています。龍の変遷になぞらえて、人生や会社、団体、プロジェクト等がどのように伸びて、どのように没落していくのかを説明しています。

龍のお話は、とてもわかりやすいです。何でも、この話のように変遷をしていくことも理解できます。色々うなずく場所は多かったのだけど、一部だけ引用。

変化という言葉があります。この二字の熟語を陽と陰に分けたとしたら、「変ずる」という字が陽、「化する」という字が陰です。「変ずる」とは、天の気を発することであり、「化する」とは、その天の気を受けて化けさせることです。つまり、物事を成り立たせる、ものにする、実現する、というのが陰の力なのです。
そして陰と陽が交わって、はじめて物事は実現します。陽だけでは成り立たない、陰だけでは成り立たないのです。

簡単に言うと、太陽の光や雨を受けて(変ずる=天の気を受ける)、土の中にある種が芽吹く(化ける)ということが変化という言葉の成り立ち。

変だけでもダメで化だけでもダメで、両方=陽と陰があって、はじめて成り立つ。と。おーなるほどーでしょ?

ただ、この本は占いの本ではないので、今、自分がどの位置にいるかがわかりません。これがわかってくると、もっと易経が面白くなるんだろうと思いますが、そういったことは一切書いていません。

でも、最古の書である易経を理解していけば、自身の現状と照らし合わせて、時がわかるようになる気がします。どこかで、易経を勉強したいと思いました。

著者の方は、色々な方の相談にものっているそうです。著者の方の講座に出てみたいけど、こっちではやってないんだろうなー。ぜひともお会いして、私のことも見てもらいたいです。

彼女のブログを見てると、どうも知り合いが知り合いのようなので・・・。んーー世間は狭いな。。