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「金融」とか「経済」とか、そんなややこしい単語なんか必要ない。この世で一番大事な「カネ」を知る。そんな本。最後には、なぜか泣けた。
まずは、目次↓を見てみてー。目次を見てもらうだけで、読みたくならない?
第1章 どん底で息をし、どん底で眠っていた。「カネ」がないって、つまりはそういうことだった。
生まれる場所を、選ぶことはできない。だとしたら、ねぇ、どう思う?人って、生まれた環境を乗り越えることって、本当にできるんだろうか。第2章 自分で「カネ」を稼ぐということは、自由を手に入れるということだった。
「最下位」の人間に、勝ち目なんてないと思う?でもね、「最下位」の人間には、「最下位」の戦い方ってもんがあるんだよ。第3章 ギャンブル、為替、そして借金。「カネ」を失うことで見えてくるもの。
あぶくみたいに、あっという間に消える「カネ」。ただの情報、架空のデータみたいに思える「カネ」。世の中には、汗水たらして働いた手で直接つかむ以外にも、いろんな種類の「カネ」があった。第4章 自分探しの迷路は、「カネ」という視点を持てば、ぶっちぎれる。
自分は何に向いているのか。自分はいったい、何がしたいのか。深い迷いで身動きができなくなってるキミを、「カネ」が外の世界へと案内してくれる。第5章 外に出て行くこと。「カネ」の向こう側へ行こうとすること。
人が人であること。人が人であることをやめないこと。貧しさの、負のループを超えた向こう側に、人は行くことができるんだろうか。
この本は、漢字に読み仮名がついているので、小学生高学年ぐらいの子から読んでほしいな。私が親だったら、絶対、子供に読ませてるね。
<第2章より一部引用>
どこかに、自分にしっくりくる世界がきっとある。もし、ないとしたら、自分でつくっちゃえばいい。働くっていうのは、つまり、そういうことでもあるんじゃないかな。
うん、そういうことだと思ってる。(笑)自分にしっくりくる世界を、今、必死で作ってるとこ。「最下位」には「最下位の戦い方」がある。
そうだね。「自分の戦い方」を見つけて、貫けばいいんだ。「カネ」を稼ごうと思ったら、そりゃー色々あるさ。色々あって当然さ。
だけど、自分のしっくりくる世界を求めて起業したんだからさ。常識に捉われず、自分で作り上げていけばいいのよ。
だって。「貧乏」は、イヤだもの。過去も未来も、「カネ」を稼いで、私は「自由」を手に入れる。
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