Panacee(パナセ)

パナセはフランス語で”万能薬”という意味です。「天職探して、転職30回!」の経験を活かして、小さな会社の社長さんをサポートしています!

正社員という既成概念をとっぱらう!

投稿日:2006/08/07 更新日:

プログラマーとしての才能が開花することのなかった私は、早々に転職を考える。次に選んだのは、その頃、少しずつ知名度が上がってきていた派遣社員。

この頃の派遣社員は、今みたいに営業の仕事なんぞなく、事務員とかデータ入力とかばっかり。派遣されるには、一定の入力スピードテストに合格しないと、仕事をもらえなかった。専門学校卒の私は入力スピードはそこそこ速かったおかげで、データ入力の仕事をもらえた。

どっかの事務所に派遣されるわけではなく、その派遣会社の事務所でのデータ入力の仕事とあいなった。毎日テンキーだけを打つ仕事。 50分入力して10分休憩。とかそんな感じだった。時給は・・・?いくらだったかな?確か800円ぐらいだったように思う。

それでも、普通にバイトするより数段時給では高かったのは確か。単純作業も決して嫌いじゃないので、どんどん入力スピートは早くなっていった。が、何の刺激もなく、ほんの数週間でやる気を無くす。(笑)

まぁ派遣社員といえども、単にデータ入力だけの仕事。変わりはいくらでもいるってことで、早々とリタイヤ。さぁ~次はどうしよう?と考えたら、運良く派遣会社から、現在建築中のマンションの現場事務所の事務員の仕事が舞い込む。

その頃、すでに水商売を始めていた私にとって、昼間の仕事の方が副業的な感じになってはいたが、どうしても夜だけの生活をするのがイヤで、朝早い仕事でありながら、期間限定ってこともあり引き受ける。

書類作ったり、電話番したり、掃除したり、お昼のお茶の用意したり・・・と、雑用係に徹する。寒い冬場だったのを、よく覚えてる。寒さに震えながら、現場のあんちゃん達が使うトイレを必死らこいて、毎日磨いていた。(笑)

この時、現場をしきってる元受会社が計画倒産して、その会社を通して現場に入ってるちっちゃい会社の社長さん達が事務所に怒鳴り込んでくる事件も起った。

マンション建設会社は、数千万の損失をこうむったようだったけど、私には関係なし。仕事は、ぜんぜんつまんなかったので、最初の期限通り3ヶ月ぐらいで次の人に引き継いだ。1番偉い人がお年玉で2万円くれたのが、何より、嬉しい出来事だった。(笑)

この頃は、まだまだバブル景気の余韻が残ってる時代。マンションもぞくぞくと立てられ、水商売も景気がよかった。派遣社員を経験することで、「社員になる」という既成概念から意識が離れていった。

そもそも「社員になる」というメリットが、私には感じられなかった。高い健康保険や雇用保険や年金を、稼いだ分から勝手に引かれてることに腹がたってた。

自分の稼いだお金は、自分で全部管理したい。というか全部使いたい。と思ってた。第一、お役所仕事を信用してなかったので、年金だって私の時代にはもらえない。とも思っていた。

この仕事の時、阪神大震災が起こった。

朝、家を出るときは地震が起こったというニュースのみが流れていて、まだ映像がなかった。

事務所につくと、副監督がテレビの前で釘付けになっていて、それを見ると、高速道路が倒れてる映像が流されていた。ものすごいショックを受けたのを、今でも鮮明に覚えている。

昨日と変わらない行動をとっただけなのに・・・突然、人生が終わることもある。電車事故しかり飛行機事故しかり・・・予測不可能なことがあるのも人生。したいことをしなきゃ。イヤイヤ生きてたらもったいない。って強く深く思った。

けれど、実際の生活は腰掛で昼の仕事をし、夜のバイトで稼ぎ、恋愛と遊びだけに夢中。モノがあふれ、欲しいものだらけで、お金は時間の切り売りで稼ぎ、もっともっと、楽しいことだけやっていたい。・・・とないものねだりばかりしていたように思う。







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