初めての電話営業、初めての訪問販売

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美顔器メーカーでの仕事で、営業に自信をつけた私は、営業職を探し転職。歩合給の仕事でいい目を見たので、ついつい歩合給比率の多い会社に入ってみる。

ここの仕事は、その会社が作ったオリジナルビデオセットの販売。ターゲットは、20代。数千もの電話番号を業者から買って、ランダムに個人宅へ営業電話。

この時は、TELアポがどうしても出来ず、毎日が苦痛で苦痛で・・・個人宅への電話は、そのほとんどをガチャ切りされるので、なんだか私自身を全否定されている気になってきて、だんだん話しさへできなくなった。

加えて、同僚も年下ばかりで女性も私1人しかおらず、誰もサポートしてくれず、会社に行くのがイヤになり、1ヶ月もたずに挫折。。

すぐ、次の仕事を探す。(←全然、懲りない。笑)美顔器メーカーを辞めたと同時に、水商売にも復帰。やっぱり、時間でお金がいただける仕事は有難いもんだと感じた。

次に見つけたのが、これまた歩合比率の高い個人宅への宝石の訪問販売。出来たばかりの会社で、社長も私と同世代で意気投合し、即入社決定。営業経験のない女性(2つ下)とも仲良くなり、経験を生かして売り方を伝授していった。

後になって気づいたが、完全悪徳会社だった。(笑)加えて、1人いた女性が社長の愛人だった。見ててすぐわかった。女性は素直で、悩みを相談してきていた。

社長が、この女性に優良客を紹介し、たいした営業もしてないのに宝石が売れ、その歩合で数十万単位で営業手当(という名の愛人手当)をとっているのを見て、それを社長に直訴したことで、どうやら機嫌を損ねたらしく、大もめにもめて、お金まで払わされて辞めた。

ところが、1年後に愛人女性から戻ってきてほしい言われた。。。ほとんど脅されてお金まで払わされて辞めたのに「戻ってこない?」と言ってきた愛人女性の言動・行動にも???になり、この愛人だった女性と縁を切った。

結局、愛人だった女性も別れる時にもめて、家に押しかけられ脅され逃げる生活を強いられたよう。けど、私から見れば、この女性の自業自得に見えた。

普通の子が、数十万、多いときに100万単位でお金を得てしまうようになると、こんなにも人は変わるのかとちょっとショックだった。その後、この女性の行方は知らない。(恐)

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