分岐点~1冊の本がキッカケとなり、新しい道が出来た!~

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振り返ると、あぁ~あの時が分岐点だったなぁ~って思うことがあります。

現在、自宅で仕事をする自営業者となって12年目ですが、この道に進んだのは、間違いなく34歳の出会いがあったからです。

小倉で1冊の本を買った事で、新たな道が出来た。

34歳。福岡の小倉にいました。ある日、近くの本屋で1冊の本を買いました。それが、↓の小さな会社☆儲けのルールです。(私が買ったのは旧版。現在は、2016年7月の新版です。)

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この本の著者は「竹田陽一」「栢野克己」となっていますが、実際に本を書いたのは「栢野克己」さんです。

竹田先生はランチェスター戦略の第一人者ですが、そのゴーストライターとして栢野さんに依頼し、出版前の段階では竹田先生の名前だけで出版する予定だったのを、栢野さんが竹田先生に直訴して共著として名前を掲載してもらえるようにお願いしたことで、栢野さんの名前が出ることになりました。

現在では、竹田先生と同じ大きさで栢野さんの名前が印字されていますが、出版当初は栢野さんの名前は小さかったんですよ。まーそんな話は置いといて、この本との出会いが新しい出会いを作ってくれたのです。

この本も面白かったのですが、もっと興味を持ったのが、本に挟まっていた栢野さん自身の紹介チラシです。そのチラシ内に栢野さんの楽天日記(現在は楽天ブログ)のURLが記載されており、それを読んで、この栢野さんに興味を持ち、即、感想メールを送ったような気がします。(記憶が曖昧)

この時代は、まだブログというものが一般的ではありませんでした。mixiも無かったし、ツイッターもフェイスブックもLINEも無い時代です。で、栢野さんからメールの返信があり、ご本人に興味を持った私は、休みの時に高速バスに乗って、福岡天神の事務所に会いに行きました。

思い出すと、若い時は興味を持った相手には、すぐに連絡取ったり、会いに行ったりしてました。営業マンだったので行動力は抜群だったわけですね。(ΦωΦ)

ネット日記を書くことを勧められた。

はじめての福岡天神。キョロキョロしながら事務所につき、座ったとこで最初に聞かれたのが、「折田さん、夢は?」でした。即座に「専業主婦です! (* ̄^ ̄*)ふんっ」って鼻息荒く応えたら、フッと目をそらされて「いや、そうじゃなくて・・・」と鼻で笑われました。(笑)

「いままでの経験は?」「あーでこーで、あんなことやこんなことやあんなこともこんなこともやって、あれこれあれこれで高松から小倉に来て・・・」と話したら、「面白い!あんた面白いよ!今の会社にいるのはモッタイナイ。すぐに辞めて福岡に出ておいでよ。良い会社、紹介するよ。」とやたら褒めてくれまして・・・。

あっちこっち転々と転職しまくって小倉まで流れてきた自分を面白がり、褒めてくれた人は、栢野さんが初めてでした。「私の転職人生が面白い?」と不思議に思ったのですが、褒められて嫌な気はしません。>だって、人間だもの。(笑)

で、「折田さんも楽天日記をはじめたらいいよ。タダだし。やらなきゃダメだ!」と言われたことをキッカケに、その日のうちに楽天日記を開設しました。そこから、ネットで発信する側になったのです。

ネットを通じて、新しい出会いがどんどんどんどん広がった!

その頃の栢野さんは、先に紹介した本が好調で講演依頼も入りだした頃で、楽天日記も精力的に書いてました。栢野さんの事務所には、毎日のように起業家や起業を目指す人が訪れており、そんな人達に楽天日記を書くことを薦めまくってました。そのせいもあり、栢野さんの周りには独立起業家がたくさん集まっており、楽天日記でもビジネス系の人がたくさん集ってました。

栢野さんの日記で紹介されたことで、私の日記にも人が見に来るようになり、コメントも入るようになり、コメントを通じたネット知り合いが増えていきました。楽天日記ではダイレクトメッセージも送れる機能があったので、だんだんと個人的に仲良くなる人も増えてきました。

ある日、日記上で仲良くしてる人から会おうという話が持ち上がり、リアルに会うようになりました。そうして繋がっていった人達が、いまだに友人として縁が続き、私を応援してくれています。

「ネット日記書きなよ!絶対、いいから!」
「わかりました!(`д´ )ゞ」

と、はじめたネット日記により、全国に縁が広がりました。そのおかげで、今があります。大げさでも何でもなく、マジでネット日記を通じて知り合った人達のおかげで、今の私がいます。

この時に出会った人達がいなければ、もっと底辺をはいずっていたと思います。もしかしたら、一歩違えば、死んでいたかもしれません。

1つ1つの行動は、ほんとに小さな行動でしかない。

あの時、本を買わなかったら?
あの時、本を読んだだけで終わっていたら?
あの時、メールを送っていなかったら?
あの時、福岡まで会いに行かなかったら?
あの時、楽天日記をはじめてなかったら?

今の私はいません。私はいるけど、今の私ではありません。

あの日、本を買って読んだ。
あの日、チラシの内容が面白かったから、栢野さんのネット日記を読んだ。
あの日、栢野さんが面白くて、メールを送った。
あの日、いつでも来て下さいとメールが来たので、福岡まで会いに行った。
あの日、楽天日記をはじめろと言われたので、はじめた。

1つ1つの行動を思い出せば、どれも些細な行動です。福岡天神まで行くのにはヨイショがいりましたけどね。(笑)

今、書きながら思い出したんですけど、私は栢野さんの事務所に事務員として雇ってもらえないかと思って、会いに行ったんでした。事務員なんて雇う余裕も気もないね~と言われたことも思い出しました。そうだそうだ。そうだった。

楽天日記をはじめて数カ月後、小倉の会社を辞めて岡山の実家に帰ることにしました。栢野さんのお誘いもあったので福岡に行くのもいいかな~とも思いましたが、ここで帰らなければ、もう帰れないなと思い、約7年ぶりに岡山の実家に帰り、中小企業向けのホームページ製作を主にした自営業をはじめ、12年経ちました。

1冊の本、1通のメール、1回の訪問、1人との出会いで、ネットで発信する側になり、自営業という新しい道ができたのです。あの時、栢野さんに会いに行ってなければ、自営業者にはなっていなかったと思います。

栢野さんは”キッカケ”の人なので、足を向けて寝ることは出来ません。>ウソです。気にせず寝てます。(笑)

栢野さんのおかげで多くのお客さんも出来ましたし、本当に大恩人です。

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