明日クビになっても大丈夫!|言葉の定義づけが上手くて、「さすが!ヨッピー!」と思いました。

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積読(といっても電子書籍だけど。笑)してたWEBライターとして有名なヨッピーさんの【明日クビになっても大丈夫!】を読みました。

余談だけど、積読(Tundoku)は国際語になりつつあるんですって!

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自分の立ち位置をよく分かってる人

下品で全力でふざけている印象の強いヨッピーさんでしたが、ここ最近は下品度が下がり、大手企業や自治体と組んだ記事を出したりして、活躍の場を広げてるなーという印象で。

お笑いの世界もそうですが、本当のバカは出来ないんですよ。下品なことも悪ふざけも、その境界線ってのは分かりづらく、ふざけていながらも怒られないギリギリを攻められるのは、やっぱり頭が良くないと無理なんですよね。

んだもんで、下品(何度も言うよ。笑)だけど、自分の立ち位置を良く分かってる頭の良い人なんだろうなーとは思ってまして、そんなヨッピーさんが幻冬舎から出版ってことで、いつも楽しませてくれてるお礼のつもりで購入し、やっと読んだのでレビューです。

両親へのカミングアウトの記事も面白かったです。

サラリーマンしてて、いつか起業したいなーとか思ってる人に読んでほしい!

安定した仕事をしている人も仕事を辞めたいと思ってる人も、いつか起業したいと思ってる人も、WEBライターになりたいと思ってる人も、具体的な方法を知るには良い本だし、とても参考になると思います。

が!前半部分は、例え話で風俗の話とかが出てくるし、下品な表現もあるので、そうしたことが苦手な人には内容が頭に入りづらいかも~。私は、大笑いしながら読みましたけどね!

第一章は、基本ヨッピーさんの自己紹介。第二章以降、タイトル通り【明日クビになっても大丈夫】なように具体的なやり方が、ヨッピーさんらしい文章で書かれています。

【第二章 趣味をお金に変えよう】の中から一部紹介します。

◆こっそりと二足のわらじを履こう

僕がサラリーマンをしながら「オモロコ」で記事を書いていたように、貴方にも本業を並行して「趣味」を徐々に発展させていくことをお勧めしたい。「仕事がつまらないならサラリーマンなんて辞めちまえ!」なんて軽々しく言う人もいるけど、「社畜か? それもと起業か?」なんて極論もいいところだ。あんなものは無責任なクルクルパーだから言える事であって、貴方のことを親身になって考えれば「会社、辞めれば?」なんて気軽に言えるセリフではない。もっとマイルドな選択肢があるんだぞ、という事を僕は言いたい。

「無責任なクルクルパー」に大笑い!(・∀・)

無責任な人間の言葉に惑わされるな!なんですよ。会社を辞めろと煽ったはいいが、本当に辞めたとこで仕事はくれないし、生活の面倒も見てくれないわけで。他人は無責任なわけですよ。

後先考えずに行動してしまうと、後で手痛いしっぴ返しを食らうことになります。マジマジで。何人も「こんな会社おれるかー!」と勢いで辞めたはいいが、起業しても続かずだったり稼げなかったりで、結局、サラリーマンに戻った人を多く見ました。

この本は、起業へのハードルを上げすぎないように、後戻りできないまで追い詰めないように、マイルドな選択肢があるってことが知れる内容になってます。

◆「生産する趣味」と「消費する趣味」の違い

ここで僕が勝手に定義づけた二つの趣味について書こうと思う。大雑把に分けて「生産する趣味」と「消費する趣味」だ。要するに「その趣味を通じてお金を稼げるようになる可能性がある、もしくは新しい人と知り合う可能性のあるもの」がつまり「生産する趣味」で、逆に「その趣味を通じてお金を稼げるようになる可能性がなく、新しい人と知り合う可能性のないもの」が「消費する趣味」となる。

「生産する趣味」と「消費する趣味」って、言葉の定義づけが上手いよね!こうした感じで、「プラスワン戦略」とか、とても表現が上手いんですよ。さっすがー!と感心しました。実際、この「生産する趣味」と「消費する趣味」の対比は、とても分かりやすいですね。

鑑定で、仕事の相談を受けた時に、趣味ややってきたことやりたかったこと等を聞くんですが、多くの人が「ライブに行くのが趣味です。」とか、ヨッピーさんの言うとこの「消費する趣味」のことだけを言うんですよね。

で、言うんですよ。「それ1円にもならんね。」って。「時間もお金も使うだけで、生産性が無いよね。」って話もするんですが、ヨッピーさんの書かれている通り、趣味には「生産する趣味」と「消費する趣味」があるってことに気づくだけでも、視野が広がるキッカケになると思います。

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真似できるとこから真似すれば良し!

ヨッピーさんもインターネットがあったことで、サラリーマンしながらネットで日記や記事を書いてて、それが仕事になっていったんですが、私も始まりは楽天日記で、ホームページを作れたから当面の稼ぐ手段として、ホームページ製作の仕事を取ってきたとこから、気づけば16年ですからね。

この本を読めば、サラリーマンしながらインターネットを活用して副業的に何かを始める方法が分かります。戦略と戦術の違いなんかも、分かりやすい例え話で書かれているので、この辺もとても良いと思いました。

起業は、何も特別なことでもないし、サラリーマンを辞めないと出来ないことでもないし、そんな強い覚悟も必要ないです。

ただ、自分のポジション(ヨッピーさんの表現を使えば「儲かりそうな椅子」)を、どこに取るのか?をよく考えないと、稼げずの谷(これもヨッピーさん作)の抜け出せないので、こうした本を読んで、具体的なやり方を真似してみることをオススメします。

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