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数日前、深夜のテレビ番組で、
1人のガン患者さんが患者の立場でモノを言い出したことをきっかけに、
同じガン患者や家族を動かし、
その力が行政を動かし国を動かしていった過程のドキュメンタリーがあった。
その中で、日本のガン患者は「情報難民である」と言っていた。
この話は、また改めて書くとして、
私にはこの「情報難民」という言葉が、すごく印象に残った。
よく考えると、決して医療の場面だけでなく、
日常でもビジネスでも情報難民はたくさんいるんじゃないかと思った。
今日届いたビジネス誌によれば、
SNSの最大手ミクシィは会員数が170万人を突破したとのこと。
今後、ミクシィのようなコミュニティ系サービスが、
ヤフー・楽天・ライブドアのようなB to C向けポータルサイト運営に取って代わるだろう・・・
と言われているらしい。
現在、ミクシィは1日8500万人のアクセス数があり、
ポータルサイトの上位3位にもなっているらしい。
・・・と、この情報誌は、今月号の巻頭特集として記事を上げている。
が、私の周りでミクシィを使いこなせている人なんて皆無に近い。
それどころか、ミクシィを知らない人の方が多い。
SNSって何それ?ブログって言葉は知ってるけど?
私に言われて初めてブログという単語を知ったと言う人さえいる。
ビジネスマンとして働いていれば、ビジネス雑誌の立ち読みぐらいはするんじゃないの?
と悪態の1つでもつきたくなる。(笑)
最近出てきたもので言えば、RSSリーダーなんかもそう。
ブログを書く人間なら、なんとなくでもわかるけど、それ以外の人は全然知らないし、
これがどういった機能で、どんなメリットやデメリットがあって、
これからのサイト構築において重要なファクターになるってことも想像すら出来てない。
スカイプにしてもそうだ。
ネット環境があれば無料でできるのに、これまた地方の中小企業では、
その存在すら知らなかったりする。
XOOPSにしてもそう。
無料のCMSとしては、なかなか良いツールなのに、
そもそもXOOPSという単語はおろか、CMSという単語さへ通じない場合が多い。
WEBサイトを作る立場の人間であっても、この辺の情報を持たず、
平然と過去のやり方を続けている人達もたくさんいる。
さっここで質問です。
上記にあった単語、あなたはいくつ知ってる、やってる。と答えられますか?
1.mixi(ミクシィ)
2.SNS(ソーシャルネットワーキング)
3.BLOG(ブログ)
4.RSSリーダー(Rich Site Summary)
5.SKYPE(スカイプ)
6.XOOPS(ズープス)
7.CMS(コンテンツマネジメントシステム)
まっ、知ってるやってるからって、
それがすごいことでも偉いことでもないんだけどね。
ただね、自社サイトを持っているなら、
上記のうち半分ぐらいは知っておいたほうがいいと思うのよ。
日本企業の9割が、30人以下の中小企業。
何もかもを経営者や幹部だけでやることは出来ないだろう。
けど、あまりにもネットを軽視したり、遠ざけたりしたのでは、
情報難民になりかねない。
というより、ほとんどの中小企業は情報難民になっているように思えるのは、
私だけなんだろうか?
知らなくても生きてはいける。
確かにね。
医療現場で情報難民のままでいれば命に関わる。
ビジネスにおいて、情報難民のままでいれば・・・さてどうなるか?
私は・・・
情報洪水に溺れたくも無いけど、情報難民で飢え死にもしたくないなぁ?。
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