平等に不平等な世界で、どう生きるかは自分次第

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少し前に、ツイッターに声楽家の高田正人さんの2014年2月の冬季オリンピック時の過去記事が素晴らしいと流れてきました。

浅田真央ちゃんのフリーの演技を見てのブログでした。とても素晴らしい内容なので、ぜひ全文を読んでほしい。⇒オリンピックを見ていて思ったこと。 ブログが終了したようです。

誰にとっても等しく不平等な世界

その中で、とても共感した言葉がありました。それが「世界は平等に不平等」。その部分を抜粋します。

世界どこに行ったって、地元の人間を勝たせたい、自分の生徒を勝たせたい、そういう理由で偏ったジャッジが下されることは多々ある。
サッカーの試合でアウェイに行けばこちらの反則はすぐ取られ、向こうの反則は見逃される。
小さな町に行けば審判がお金で買収されていることもある。
それはもちろん不公平だ。
でも、それはどこに行ってもある事なのだ。

世界というのは「平等に不平等なもの」なのである。

大体小学校の頃から可愛い子や頭の良い子は先生に贔屓されてたじゃないか。
カッコいい子や足の速い子はそれだけで女の子にモテてたじゃあないか。
そこで理不尽や不平等なんてとっくに学ぶべきなのだ。

不平等なこの世の中でどう生きるか。
その不平等な世界の中でどう咲くのか。

その力を持っている者だけが残っていくのだという事である。
咲くものはどんな条件の中でも必ず咲く。
環境やジャッジに文句を言っている人というのは一生文句を言い続ける。
この短い人生において、そんな無駄な時間を生きるのは勿体なさすぎる。

<中略>

次を向く事、明日を見る事、不正があるのならその世の中でどうやったら力を出せるのかを考える事。文句の前に動くこと、努力を続けること。
それができる人だけが残っていくのだと思う。
あのオリンピックの氷上にいる人たちはそういう人たちだと思う。

フィギアスケートや柔道などの競技。日本が強すぎるってことで、何度も採点形式やルールが変わってきました。そうしたことが当たり前の世界に生きるアスリートの方々は変更を受け入れ、新しいルールで勝てるように淡々と練習を続けます。

それがイヤだとごねたとこで、何もはじまらないと知っているし、ごねてる時間があるなら、勝てるように練習を積む方が自分のためになるし、結果も出せると知ってるから。

高田さんが書かれている通り、誰もが小さな頃から不公平や不平等を見たり感じたりしてきてるはずなんです。社会人になってからも、女であることで不平等を被る場面もあれば、女であることで得したこともあるはずです。

「世界は平等に不平等」なんですよ。誰にとっても等しく不平等な世界なんです。

ルールがあるなら、ルールの中で結果を出さなければ認められないのが世の中なんです。いくら文句を言ったとこで、結果を出せない人間に用は無いんですよ。それが正論であってもです。

環境やルールに文句を言うヒマがあるなら、その中でいかに結果を出すか?自分を活かすか?を考える・行動する時間にしないと、ほんともったい無いですよね。

だいたい文句を言ってる人は、自分の立場・視点での文句が多く、結局、自分自身もが不平等なことを言ってることに気づいてないことも多いです。

「世界は平等に不平等」です。それはそれで納得の上、どう生きるかは自分次第。

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