週休3日の陣屋ホテルの女将さん

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最近、セブンイレブンの24時間問題が勃発しましたが、本部と揉めながら深夜営業を辞めた店の店長が、「24時間営業をやめたけど、心配してたほど売上は減らなかったどころか、自分の取り分は増えた。無理をして深夜営業をしていたのは何だったんだ?」とインタビューで答えてましたが、実際、全国一律で24時間営業する必要は無いんですよね。

「全国どこでもコンビニは24時間営業」ってことに拘ってるのは本部だけで、人材なくして維持できないシステムを全国一律で提供する必要が無くなってきてるし、社会も世の価値観も変わってきてるし、

前述したホテルの取り組みもそうだし、他のホテルでも創業以来はじめて2日連続で休んでみたとニュースでは言ってましたが、週休3日にして、10億の借金から大復活をした旅館もあるんですよね。

無休が当たり前のホテル・旅館業界でも連続休日をするようになってきてるのに、コンビニだけが24時間営業を続ける必要も理由も無いわけで。すべてが「人材不足」の問題に集約されていくんですが、人材不足だからって実力・能力の無い人間が選べる仕事は少ないという事実は忘れてはならないんですよ。

以前、ある会社で新人にWEB研修をして、その時に「WEBに関する知識は、この先、どの会社に行っても活用できます。」と言ったら、「そんなことを言わないでくれ。」とクレームを受けたことがあります。このクレームを受けた時に、「従業員の成長を望まない会社だな」と思いました。

私的には、「よく分からないけど、会社にやらされてから仕方なくやる仕事」とネガティブにならないように、「分かった方が得するし、スキルアップになる仕事」とポジティブに捉えてもらえるように、20代の新人に合わせて表現したまでのことだったんですが、その意図も理解できないのかと残念に思いました。

実際、この会社は毎年数人の新人社員を雇い入れましたが、早ければ研修中に多くは1年以内に辞めていき、何度も同じ内容を教えさせられました。>引き継ぎさへも、まともに行えてないってこと。

従業員の成長を自社の都合の良い成長しか望まない会社は、人が残らないし選ばれません。残る従業員は、「出来ない人材」ばかりになり、経営者は従業員に対して文句ばかり言います。中小企業なら尚更です。「この会社で成長させて頂きました。」と辞めた人間が言うぐらいのことをすれば、人材が集まってくると思います。

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